背景と問題意識
がんに関する情報の多くは、医療者や報道機関、企業によって発信されています。それらは重要な情報源である一方で、「実際に治療を受けた人がその時に何を考え、何に困り、どう選んだか」という一次情報は、患者本人の声として残されにくいのが現状です。
SNS では断片的な体験談が流れますが、検索可能で、信頼でき、後から読みたい人に届く形でまとまった当事者発のメディアは、まだ限られています。
事業の目的
- 新しく診断された人が、先輩当事者の言葉に出会える場をつくる。
- 当事者本人が「書く」「編集する」役割を担い、メディアを通じて社会と関わる経路を増やす。
- 医療者・支援者・企業に対して、当事者視点の一次情報を継続的に届ける。
活動内容
- 編集部運営 ― 月次の編集会議、企画立案、寄稿者との並走。
- 寄稿記事 ― 治療・お金・働き方・家族・人生のテーマで、患者・家族・サバイバーが寄稿。
- 編集サポート ― 文章を書き慣れない方には、当事者編集者が伴走し、読みやすい形に整えます。
- 医療的レビュー ― 医療事実を扱う記事には、医療者顧問のレビューを必ず通します。
- テーマ別シリーズ ― がん種・治療段階・生活シーンごとのシリーズ記事を継続的に発行。
運営体制
- 編集長:当事者(がんを経験した本人)
- 編集メンバー:当事者・家族・サバイバーから構成
- 医療者顧問:腫瘍内科医を中心に複数名で記事を医療的にレビュー
- 運営:特定非営利活動法人 CancerWith
運営の考え方
Patient Voices は無料のメディアとして運営し、利用者・読者から購読料はいただきません。広告や物販を主要な収益源にはせず、運営費は NPO への寄付・助成金・パートナー企業との共同企画で賄います。
記事の選定・編集判断は編集部(当事者メンバー)が独立して行い、スポンサー企業が編集方針に介入することはありません。
参加方法
寄稿者(書き手)募集
自分の経験を記事として書きたい方。文章を書いた経験がなくても、編集メンバーが伴走します。
編集ボランティア募集
企画・編集・寄稿者支援を一緒にしてくださる当事者・家族・サバイバーの方。
医療者顧問・レビュアー
医療事実のレビューにご協力いただける医療者の方。
パートナー企業
継続的なテーマ協賛・共同企画にご関心のある企業・団体の方。